口コミのお願い例文・テンプレート集|シーン別・業種別にそのまま使える文例24本
口コミのお願いは、言葉を決めてしまえば9割終わります。 毎回その場で考えるから言い出しにくいのであって、 「この場面ではこう言う」という文が決まっていれば、スタッフの誰でも同じ精度で伝えられます。
この記事には、そのままコピーして使える口コミ依頼の例文を24本載せました。 会計時・POP・LINE・後日メールというシーン別と、 飲食店・美容室・クリニックなどの業種別に分けてあります。 あわせて、Googleのポリシー上やってはいけない依頼の書き方と、 例文を渡しても書いてもらえないときに疑うべき3つの原因もまとめています。 まずは次の3文だけ持ち帰っていただければ、今日から使えます。
まずこの3文|今日から使える基本形
場面を問わず成立する最小構成です。「感想を聞かせてほしい」+「所要時間」の2要素だけで作ってあります。
① 対面で伝える
「本日はありがとうございました。よろしければ、Googleの口コミでご感想をいただけるとうれしいです。こちらのQRコードから1分ほどで書けます。」
② POP・カードに書く
「みなさまのご感想が、次にご来店される方の道しるべになります。QRコードから約1分でご投稿いただけます。」
③ LINE・メールで送る
「先日はご利用いただきありがとうございました。その後のご様子はいかがでしょうか。もしご満足いただけていましたら、Googleの口コミでご感想をお聞かせください。→(投稿リンク)」
通る依頼文に共通する4つのルール
以下の例文はすべてこの4つで組み立てています。自店の言葉に直すときも、この骨格は崩さないでください。
- 「宣伝への協力」ではなく「感想を聞かせてほしい」と頼む — お客様にとっては、店を宣伝する行為よりも感想を伝える行為のほうがはるかに引き受けやすい依頼です。頼む側の心理的負担も同時に下がります。
- 所要時間を具体的な数字で添える — 「1分ほどで終わります」「ひとことで大丈夫です」。所要時間が読めない依頼は、内容にかかわらず後回しにされます。
- 書く中身のヒントを1つだけ添える — 「特にどのメニューが良かったか」など、答える対象を1つ指定します。ヒントがないと「良かったです」の一言で終わります。
- 謝礼・見返りを付けない — Googleビジネスプロフィールのヘルプは、 「クチコミの投稿、クチコミの変更、否定的なクチコミの削除と引き換えに、無料または割引価格で商品やサービスを提供するといったインセンティブを顧客に提供すること」は虚偽のエンゲージメントと見なされ、固く禁じられていると明記しています。 詳しくはGoogle口コミのガイドライン解説をご覧ください。
シーン別|口コミのお願い例文12本
1. 会計時・お見送り時(対面)
「本日はありがとうございました。もしよろしければ、Googleの口コミでご感想をいただけるとうれしいです。こちらのQRコードから1分ほどで書けます。」
「今後のサービス改善の参考にしたいので、率直なご感想をお聞かせいただけませんか。こちらのコードを読み取っていただくと、すぐに投稿ページが開きます。」
「よろしければ、今日いちばん良かったところをひとことだけ教えてください。こちらのカードのコードから投稿できます。」
2. サービス・施術が終わった直後(対面)
会計の列ができる業種では、会計時よりサービス提供の直後のほうが伝わります。満足度がいちばん高い瞬間だからです。
「仕上がりはいかがでしょうか。もしお気に召していただけていましたら、その感想をそのまま口コミに書いていただけると励みになります。」
「今日の施術で楽になった部分があれば、ぜひ口コミで教えてください。同じ症状で迷っている方の参考になります。」
3. POP・カード・卓上(掲示物)
掲示物は声かけと違って読み飛ばされます。1文+所要時間まで削ってください。
「ご来店ありがとうございます。みなさまのご感想が、私たちの励みになります。QRコードから約1分でご投稿いただけます。」
「当店を見つけていただいたのも、どなたかの口コミのおかげかもしれません。次の方への道しるべに、ご感想をお寄せください。」
「よかったところを、ひとことだけ。所要時間は約1分です。→ QRを読み取る」
掲示物は「置く場所」で読まれる回数が大きく変わります。設置場所とQRの作り方はGoogle口コミのQRコードの作り方と設置アイデアにまとめました。
4. LINE・メールでの後日フォロー
「先日はご来店いただきありがとうございました。その後、仕上がりはいかがでしょうか。もしご満足いただけていましたら、Googleの口コミでご感想をいただけるとうれしいです。→(口コミ投稿リンク)」
「昨日はありがとうございました。よろしければ、印象に残ったことをひとことだけ口コミに残していただけませんか。1分ほどで終わります。→(口コミ投稿リンク)」
後日依頼は来店から24時間以内が目安です。時間が経つほど記憶と熱量が薄れます。 タイミングの考え方は口コミをお願いするベストタイミングで詳しく解説しています。
5. 予約完了メール・サンクスメールに添える
単独で送るのが気が引ける場合は、すでに送っているメールの末尾に1行だけ足す方法があります。 新しい連絡を増やさずに済むため、続けやすい形です。
「(本文のあとに)── ご利用の感想を、Googleの口コミでお聞かせいただけると今後の参考になります。1分ほどで投稿できます。→(投稿リンク)」
「(本文のあとに)── 当日の様子で気になった点・良かった点がありましたら、こちらからひとことお寄せください。→(投稿リンク)」
業種別|そのまま使えるテンプレート9本
自店の業種に合わせて、お客様が答えやすい「お題」を1つ埋め込んだ形にしています。
飲食店
「お味はいかがでしたか。もしよろしければ、お帰りの前にテーブルのQRコードから感想をひとことお寄せください。今後のメニュー作りの参考にさせていただきます。」
美容室・理容室
「仕上がり、お気に召していただけましたか。よろしければ、今日のスタイルの感想を口コミで教えてください。お写真なしでも、ひとことで大丈夫です。」
エステ・ネイル・リラクゼーション
「本日のコース、いかがでしたか。施術中の居心地や仕上がりについて感じたことを口コミでお聞かせいただけると、初めてのお客様の不安を減らせます。」
動物病院・ペットサロン
「◯◯ちゃん、今日もがんばってくれましたね。同じように病院選びで悩んでいる飼い主さんの参考になりますので、よろしければ受付のQRコードからご感想をお寄せください。」
整体院・接骨院・鍼灸院
「お身体の調子はいかがですか。施術のご感想をいただけると、同じ症状で悩んでいる方の参考になります。お帰りの際にこちらのコードから1分ほどでご記入いただけます。」
歯科医院・クリニック
医療機関では、治療内容や効果に踏み込ませない依頼文にしてください。 聞く対象を「説明の分かりやすさ」「院内の雰囲気」など、体験の範囲に限定するのが安全です。
「本日はお疲れさまでした。説明の分かりやすさや院内の雰囲気について、感じたことを口コミでお聞かせいただけますと、初めての方が受診しやすくなります。」
学習塾・教室・スクール
「体験授業はいかがでしたか。教室の雰囲気や講師の説明について感じたことを口コミで教えていただけると、教室選びで迷っている保護者の方の参考になります。」
工務店・リフォーム・住宅設備
「このたびは工事のご依頼をありがとうございました。打ち合わせから引き渡しまでで印象に残った点を口コミに残していただけますと、同じように業者選びで悩んでいる方の助けになります。」
小売店・専門店
「本日はお買い上げありがとうございました。品ぞろえや接客について感じたことを、ひとことだけ口コミでいただけるとうれしいです。1分ほどで投稿できます。」
使ってはいけない依頼文と、その言い換え
善意で作った依頼文が、そのままポリシー違反になっていることがあります。 よくある4パターンと、安全な言い換えを並べます。
| NGな依頼文 | 何が問題か | 言い換え |
|---|---|---|
| 「口コミを書いてくださった方にドリンク1杯サービス」 | 投稿と引き換えのインセンティブ提供。Googleが虚偽のエンゲージメントとして禁止 | 「ご感想をお聞かせください」(見返りの提示をやめる) |
| 「★5でご投稿をお願いします」 | 評価そのものを指定する行為。実体験に基づく投稿という前提を崩す | 「率直なご感想をお聞かせください」 |
| 「ご満足いただけた方のみ、こちらから投稿を」 | 肯定的な口コミだけを選んで集める形。Googleは肯定・否定の両方が揃うことが信頼につながるとしている | 案内は全員に同じ内容で配る |
| 「お名前だけ伺えれば、こちらで文章を用意します」 | 店舗側による代筆。実体験に基づく投稿ではなくなる | お客様自身に書いていただき、書きやすくする工夫のほうに手をかける |
なお、Googleは口コミを促す方法として投稿用リンクやQRコードをお客様に渡すこと自体は公式に案内しています。 禁止されているのは見返りの提供や内容への介入であって、依頼そのものではありません。
例文を渡しても書いてもらえないときに疑う3つの原因
「テンプレートどおりに声をかけているのに増えない」場合、原因は文面ではなく別のところにあります。
- 投稿ページまでの手数が多い — QRを読み取ってから投稿画面にたどり着くまでに何回タップが必要か、自分のスマホで数えてください。 3タップを超えていたら、そこで離脱しています。
- 声をかけるタイミングが遅い — 帰り際の慌ただしい瞬間は、いちばん断られやすい場面です。 満足度がピークになる瞬間については依頼タイミングの記事を参照してください。
- お客様が「何を書けばいいか分からない」 — いちばん多い原因です。書く意思はあるのに、白紙の入力欄を前にして手が止まります。
3つ目の「書けない」をなくすのがクチラクです。お客様はタップ式のアンケートに答えるだけで、AIが回答内容から自然な口コミの下書きを生成します。 白紙から文章を考える工程そのものが不要になるため、 「書く気はあったのに書かなかった」という取りこぼしを減らせます。 実際の生成例はトップページのサンプルでご覧いただけます。 こうしたツールの選び方は口コミ促進ツールの比較と選び方で整理しています。
よくある質問
口コミをお願いするのは、失礼にあたりませんか?
見返りを提示せず、評価の内容も指定しないのであれば、感想を尋ねる行為として問題ありません。 Googleも投稿を促す方法として投稿用リンクやQRコードの利用を案内しています。 気になる場合は「宣伝に協力してほしい」ではなく「今後の参考にしたい」という言い方に統一してください。
同じお客様に何度もお願いしてよいですか?
1回の来店につき1回までにとどめるのが無難です。 断られた相手に重ねて依頼すると、来店体験そのものの印象を損ないます。 件数を伸ばしたいときは、依頼の回数ではなく依頼できていない場面の数を数えてください。
Googleアカウントを持っていないお客様には?
口コミの投稿にはGoogleアカウントへのログインが必要です。 アカウントはGmail以外のメールアドレスでも作成できますが、その場で登録を促すのは負担が大きいため、 無理に勧めず「お持ちでしたら」と前置きするのが現実的です。
まとめ
口コミ依頼の言葉選びに唯一の正解はありませんが、 「感想を聞かせてほしい」という姿勢・所要時間の提示・お題を1つ添えること・謝礼を付けないことの4つは共通します。 まずはこの記事の例文を自店の言葉に直し、スタッフ全員が同じ1文を言える状態を作ってください。 そのうえで件数が動かない場合は、文面ではなく導線とタイミングを疑います。 依頼の全体設計はGoogle口コミを増やす方法【完全ガイド】も併せてご覧ください。